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ジョギングを続けるのに「やる気」なんていらない

皆さんジョギングしてますか?

「健康のためにジョギングを始めたけどいつも続かずやめてしまう…」

なかなか続かず始めてはやめてを繰り返している人も多いんじゃないでしょうか。

そして「ジョギングが続かないのはやる気が足りないからだ…自分はなんてダメなんだ…」と自信をなくしている人もいると思います。

僕自身もかなりの怠け癖があると自覚してますが、なんとか続けられています。

「やる気」がなくてもジョギングは続けられます。

続けるためのコツを、身体的・精神的両方のアプローチから紹介します。

そのジョギング、そもそも自分の身体に合っている?

続けられない原因として、自分の身体の状態にあったジョギングができていないことが挙げられます。

原因その①:速く走りすぎ

ジョギング上級者の人から見て、初心者の人が走るペースは速すぎることが多いそうです。

慣れていないうちに速いペースで走ると、すぐに息が切れて長い距離を走ることができず心が折れてしまいます。

そして自分の身体に見合わないレベルの高い負荷がかかってしまったため、疲労が翌日以降に持ち越されて続けられなくなってしまうのです。

初めのうちは、呼吸が荒くならない・息切れをしないゆっくりとしたペースで走ることを心がけましょう。

音楽を聴きながら走っている人は、自分のステップと同じテンポの音楽を聴くといいです。

人の歩調は聴いている音楽に引っ張られてしまうため、自分のペースにあった速すぎない音楽がオススメです。

原因その②:距離が長すぎる

気合を入れていきなり「5km走るぞ!」と意気込んでも大抵は続きませんよね。

その日なんとか走りきれたとしても、疲労から回復するのに数日かかってしまうと、ジョギングは辛いものというイメージが身体に刷り込まれてしまい、「今日はしんどいからやめとこう…」となってしまいます。

初めのうちは、軽くこなせるぐらいの距離が良いと思います。

ランニングシューズで走ってますか?

これは余談ですが、スニーカーで走っている人はランニングシューズに変えた方がいいです。

正直、着るウェアとかは身軽なものであれば自分の好きなものをなんでも着ればいいと思うのですが、シューズだけはちゃんとしたものを揃えた方がいいです。

ケガの防止にもなりますし、なんといっても走っている時のステップの出しやすさが全然違います。

根本原因は「やる気」に頼っているから

motivation

「自分にあったペースで無理しすぎない距離を走ることを心がけてはいる。でもそれでも続かない…」

こうなった場合、人は自分のやる気のなさに落ち込んでしまいがちです。

でも、根本の原因はそこじゃないです。

問題なのは「ジョギングするためのやる気をどうやって出すか」に集中している点です。

継続する上で大事なのは「やる気がなくても行動に移せる環境づくり」です。

言い換えると、「行動に移す際の心理的コストをどれだけ減らせるか」が非常に重要です。

いくつかコツを紹介します。

その①:通勤ラン/帰宅ラン

会社への出勤・帰宅時に走る『通勤ラン/帰宅ラン』はジョギングに時間を割くことができない人にオススメです。

「ジョギングに出かける」という一日の予定を増やすのではなく、「出勤/帰宅する際の移動手段をジョギングに変えてみる」ことで、時間の節約にもなって心理的コストは低くなります。

ちなみに僕は帰宅ランの方をおすすめします。

朝は『睡眠慣性』が働いて頭がボーっとして意志力が弱いため、朝が弱い人は継続が難しいと思います。

※『睡眠慣性』については別記事「昼寝から起きれない?その原因は「睡眠慣性」です」で紹介しています。

その②:前日にすべて用意しておく

「ジョギングにいこうかな」と思った時に、ウェア・シューズ・音楽プレーヤーなどすべての準備が整っている状態がベストです。

せっかく行動に移そうとしたのに「ジョギングにいくための準備」に心理的コストがかかってしまうと、無意識のうちにジョギングに対するネガティブな感情が芽生えてしまいます。

特に通勤ラン・帰宅ランをする場合は、上述の睡眠慣性が働くため、朝ではなく必ず前日に用意しておいたほうがいいです。

ジョギングをするまでに必要なステップをできる限り減らしましょう。

その③:毎日走ってルーティーン化する

「継続できないから悩んでいるのに毎日なんてできるわけない!」と思われた方もいるかもしれませんが、経験上、毎日走った方が絶対に続けられます。

例えば週3で走ろうと決めたら、「今日は走る日だな、よし走ろう」となってジョギングに出かけます。これが余計なんです。

走るか走らないかの決断を毎日しないといけないというのは、僕のような意志の弱い人間にはとても心理的負荷が高いことです。

そして「今日は疲れているから明日にしよう。明日走ればプラマイゼロだ。」となるともう終わりです。

ずるずる先延ばしにすることで、決めたことを守れない自分に対する罪悪感が出てきてしまい、「ジョギング=嫌なもの」というマインドが出来上がってしまいます。

もちろんたまの飲み会や旅行に出かけることもあるので、ずっと毎日継続するのはかなり難しいと思います。

でも、継続する上では極力ほぼ毎日を心がけた方がいいと思います。

その④:走るルートを複数用意する

色々な道を走っていると、前までは何気なく通り過ぎていた道でも新たな発見があって楽しいものです。

ルーティーン行動に少しでもエンタメの要素を加えるため、「ジョギング+散策」となるような色々なルートを用意するといいと思います。

その⑤:ジョギング用アプリを使う

それでも何かモチベーションになるようなものが欲しい場合は、ジョギング用アプリがオススメです。

走行距離・走るペース・コースなど、日々の達成度が数字で「見える化」されると楽しいですしね。

続かない理由を自分なりに分析してみる

もちろん、ジョギングを継続できている人の中には高いモチベーションを持って続けている人もいると思います。

でも、継続するのが難しいと感じている人は、「やっぱりやめとこうかな…」という感情を引き起こす要因はなにかを突き止めてみてください。そうしたらあとはそれをなくすための対策を打つだけです。

ずいぶん簡単な言い方に聞こえると思いますが、案外すごく小さなことが原因だったりするので、意外とすんなりとできたりするものだったりしますよ。

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