
国内で英語力を伸ばす方法
「海外留学せず、国内で効率的に英語力を伸ばす方法はないかな?」
そんな疑問を持っている方に向けた記事です。
1.海外留学する意味
2.独学においては「勉強していない時間」が超重要
3.勉強しないで英語力を伸ばす方法の例
僕は学生時代にイギリスに10か月留学しました。もちろんその期間にベースの英語力は身についたと思いますが、飛躍的に英語力がアップしたと感じたのはむしろ帰国後に独学している期間でした。
海外留学する意味
英語を勉強しようと思ったときに、やはり一番初めに候補にあがってくるのは「海外留学」でしょう。
お金と時間があるのであれば、いちばん効率が良い方法だと僕も思います。
でも、そんなに気軽にいけるものではないですし、新型コロナウイルスの影響で海外渡航が難しいという状況もありますよね。
じゃあそもそも海外留学をする意味とは何なのでしょうか。
「その国の文化に触れられる」
こういった理由も確かに素晴らしいですが、語学学習という点にだけ絞って考えるとそこまで重要ではないかと思います。
語学学習において留学が効果的な最大の理由は「強制力」です。
勉強と強制力の関係
最近ではオンライン英会話や国内留学など、海外に留学しなくても良質な語学レッスンを受けられるサービスはたくさんあります。
では、そういったサービスで毎日・継続的に勉強している人はどれぐらいいるでしょうか。正直ほとんどの人は途中で挫折したり、その後再び始めてもまたやめてしまうといったことが多いと思います。
なぜなら、『やるかやらないかは全部自分次第』だから。
その分留学してしまえば、日本語が全く通じない環境になるため、自分の意志とは関係なくずっと英語と向き合うことになります。
国内で強制力を出す方法
では留学しないと強制的に英語に触れる機会を作れないのかというとそんなことはありません。
それは英語を使う仕事やアルバイトをすること。
自営業でもない限り、仕事には必ず強制力が発生します。それを逆に利用してしまうのです。
例えば、SHOWROOM株式会社CEOの前田裕二さんは、学生時代に留学や語学スクールで英語を勉強したかったがお金がなかったため、駅前留学の英語講師のアルバイトに応募して、強制的に英語を勉強しなければならない環境作りをしました。
生徒になることを通り越して講師になってしまうとはすごいですよね。
ちなみに、僕もイギリス留学から帰国後も継続して英語力を伸ばすため、外国人宿泊客が多いビジネスホテルのフロントスタッフとしてアルバイトしていた時期があります。
でも、こういった方法はわりと行動力が必要ですよね。
すでになんらかの職に就いている人であれば、部署を変えたり、場合によっては転職する必要が出てきます。
そこでオススメするのが、『日常のあらゆる状況で英語に触れる環境を作る』こと。
独学においては「勉強していない時間」が超重要
突然ですが、毎日の英語の勉強時間はどれぐらいでしょうか?
新型コロナウイルスの影響で外出を控えるようになったことで、家にいる時間、自分の時間が増えた方も多いかと思います。
ではそれで勉強やスキルアップに使う時間が増えたかというと、劇的に増えてはいないのではないでしょうか。
当たり前のはなしですが、勉強にはやる気・モチベーションが必要です。
世の中には「どうやってやる気をコントロールするか」「モチベーションの上げ方」の方法論をまとめた書籍や記事が山ほどあります。
しかし、それでやる気やモチベーションが上がったかというと、正直微妙ですよね。個人的な経験からも、もったとしてもせいぜい1週間が限界だと思います。
無理してやる気を出そうとするのは間違い
スキルを身に着けるうえで一番大事なのは『継続すること』です。
何よりもまずはやり続けることを考えましょう。継続していれば効率的な方法は自然と身についてきます。
「毎日机に向かって英語学習を3時間する!」と決めたものの続かなかったのであれば、やる気をどう出すかを考えるのではなく、まずはその方法を見直してみましょう。
怠けてしまう自分と向き合うことも大事ですが、怠けていてもスキルアップできる方法はないのだろうかと考えてみてもいいんじゃないでしょうか?
自分を変えるには相当な努力・時間が必要ですが、学びのシステムはすぐに変えられるので。
勉強しないで英語力を伸ばす方法の例
ではどうやって「勉強」せずにスキルアップするか。
それには「普段の生活のあらゆる場面で、英語学習に繋げられるものはないか?」と探してみることが大事だと思います。
例えば、
・気づいたら長時間ゲームしている→英語表記でゲームをする
・Youtuberの動画を見てしまう→海外のYouTuberを見る
ポイントとしては『まったく新しいことを始めるのではなく、日常で自分がなにげなくしていることを英語でやってみる』というところ。
普段から日本語でもニュースを読まない人が英語学習のために英語のニュースアプリをダウンロードしても継続して読まないですよね。
この方法のいちばんの狙いは『継続すること』にあるので、やる気が必要になるようなものはオススメしません。
勉強することは否定しない
ここまで言ってなんですが、できる限りモチベーションを保って勉強をするのがもちろんベストです。
しっかりとした語学力を身につけようと思ったら、やっぱり机に向かって参考書や本を読み込む時間も必要になってきます。
でも、どうしてもやる気が出ない時は、日常の些細なところからスキルアップに繋げる方法を考えてみてもいいのではないでしょうか。
自分に合った方法を探しながら、一緒に毎日ちょっとずつ進んでいきましょう♪
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